美術には疎い方ですが、両親が来たので、モリス好きな母を連れて、上野の東京都美術館で開催中の「世界と芸術ーアーツ&クラフツ展」に行ってきました。アーツ&クラフト運動にゆかりのある19世紀~20世紀のイギリス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、日本などの作品、約280点が展示されています。「暮らしの中に美しさを」のコンセプトの通り、作品はシンプルかつデザインが重視された、温かなテイストが多かったです。中でも、私の一押しは、木製カバー付きのピアノ。一昔前、よくピアノにカーテンを掛ける家がありましたが、木製カバーの方が、他の家具との調和が取れそうな。
何はともあれ、一般庶民としては、始めは大衆向けでもあったアーツ&クラフト運動が、人々の注目と共に、高級品に移行してしまったのが残念でなりません。
お受験
高校入試真っ只中の季節ですが、先週末、私もお受験してきました。といっても、仕事のスキルアップとしての検定試験で、現在、結果待ちです。
背伸びしすぎかもと思いつつ挑んだ試験だったため、年末年始休暇は英字漬けになり、毎週末は座り続けてお尻が痛くなりながら、最後は5日間の缶詰セミナーと、自分なりに準備をして臨んだはずの試験でしたが、結果は正直、かなり自信薄です。
試験勉強も苦しかったですが、試験自体も12時から18時とみっちり6時間を要する非常にタフな試験。できればもう二度と受けたくはない。。。
とにかく、結果発表待ちの今は、「もしかしたら、もしかすると受かっているかも?」「いやいや、人生そんなに甘くな~い♪」というやり取りが、数分置きに脳裏を過ぎり、平常心を妨げます。(sigh…)
Flat Stanley
テキサスから我が家にFlat Stanleyがやって来ました。Flat Stanleyはもともと、Jeff Brown(著)の物語で、最近、アメリカの小学校ではよく実施されているプロジェクト。物語の中で、Stanley少年は、ある日ベッドの上の額の下敷きとなり、ペチャンコに。その体型を活かし封筒に入って郵便物として旅するといったお話です。
プロジェクトとしては、生徒が思い思いの色に塗った紙のStanley少年を作成し、夫々の親戚や知合いに郵送。受け取った人はその場所や生活の特徴が分かるような写真を、Stanley少年を入れて撮り、少年と一緒に返信します。最終的には、それぞれのStanley少年がどんな経験をしてきたのかをクラスで発表し、町、都市、国、文化、宗教といった、世界の広さを生徒に実感してもらうというもの。
うちのStanley君には、風で吹き飛ばされてしまわないかドキドキしながら、ベタな東京観光を楽しんでもらいました。
朝食(納豆)⇒東京タワー⇒歌舞伎座⇒秋葉原⇒回転寿司⇒白無垢花嫁さん⇒浅草雷門⇒節分豆まき
写真を見て、日本に行ってみたいと思う子が1人でも多ければ、ホストとしては本望です。