実家の猫が亡くなりました。享年11歳でした。
1999年に、ペットショップで試し抱きをしたところ、可愛くて離せなくなり、我が家に来た、くうや。名前は、タガログ語で「兄貴」。その名の通り、家を飛び出し、1ヶ月放浪した後、痩せ細った姿で発見されるなど、さすらいの猫でした。男気に満ちた姿と、時々見せる甘えん坊ぶりとのギャップが、愛らしくもありました。出窓、ファンヒーター、アイロン台が好きで、その上にいる時だけは、馴れない人でも撫でさせてくれました。
死因は、腸内悪性腫瘍の破裂。最期は痛み止めで、安らかに眠ったとのこと。
「命あるもの、いつかは…」と分かっていても、やっぱり別れは悲しく、せめて、天国で、初代猫のプー太郎と出会って、楽しく暮らして欲しいと願います。