今春卒業した大学生の就職率が発表され、「氷河期」と言われた2000年と並び、過去最低とのこと。
その「氷河期」に就職活動をした身としては他人事とは言えず。職場の就職説明会では、同期と共に「私達も就職難世代。負けずに頑張って。」と就活生を励ましたものの、個人的な本音を言えば『大学卒業→就職』ばかりが正解ではないのでは。長い人生の最も元気な20代なのだから、やりたい事を経験してから就職を考えたって遅くない。実際、企業にとっても、同年代の新卒人を揃えるよりも、様々な経験をした人材を集めた方が、柔軟性に優れた強い組織になるはず。
8.9%の人達には、柔軟な未来社会の構築に向けて、是非、今のうちに、就職してからでは難しい経験を沢山して欲しいと願うばかりです。