ちょうど20年前、アメリカでクリスマスを迎えました。朝、サンタが置いていったプレゼントが気になって、早起きした高校生の子どもたちと、それをビデオに撮ろうと張り切るパパ。みんながツリーの周りに集まって、さぁプレゼントを開けよう、とした瞬間「ちょっと待て。」とのパパの一声。「やっぱり、クリスマスソングが欲しいよね。」とプレーヤーをONにして戻って来たパパ。これで、ようやくプレゼントが開けられます。時刻は8:00am過ぎ、プレゼントが半分空いた頃でしょうか。突然ドアをノックする音が。こんな朝早くに誰だろうと気味悪がりながら、応対するパパの向こうには警官が見えます。只事ならぬ雰囲気にお祭りモードは一転、皆が静まりかえったところ「Merry Christmas!」と言って警官は帰って行きました。居間に戻ってくるなり、プレーヤーをOffにしたパパ。なんでも、庭用のスピーカーがOnになっており、朝っぱらからクリスマスソングがうるさい、と近所から苦情があったのだとか。誰も逮捕されることなく、その後は楽しいクリスマスを過ごしましたが、20年経っても、コントのような当時の記憶は鮮明に残っています。あんな素敵な経験をさせてくれた人たちに、今年も感謝感謝です。