アヒ娘が退院し、遂に育児スタートです。退院は前日に急遽決まったため、近所の西松屋へ駆け込み、ミルクと哺乳瓶を調達。
3時間おきにオムツ替え+母乳+ミルクを繰り返しつつ、アヒ男さんは日中、アヒ太郎の面会へ。昼夜問わず、時々睡魔に襲われますが、赤ちゃんの「ふえぇ」という声がすると、パッと目が覚めるから不思議です。
母乳もミルクもゴクゴクと音を立てて良い飲みっぷりのアヒ娘。小さな哺乳瓶に至っては、偶然ですが自分で持って飲むという力強ささえ披露。子育て初心者には助かる安定感です。
ahiruonsen.com/annex
アヒ娘が退院し、遂に育児スタートです。退院は前日に急遽決まったため、近所の西松屋へ駆け込み、ミルクと哺乳瓶を調達。
3時間おきにオムツ替え+母乳+ミルクを繰り返しつつ、アヒ男さんは日中、アヒ太郎の面会へ。昼夜問わず、時々睡魔に襲われますが、赤ちゃんの「ふえぇ」という声がすると、パッと目が覚めるから不思議です。
母乳もミルクもゴクゴクと音を立てて良い飲みっぷりのアヒ娘。小さな哺乳瓶に至っては、偶然ですが自分で持って飲むという力強ささえ披露。子育て初心者には助かる安定感です。
出産から1週間、GCUにアヒ太郎とアヒ娘を残して私のみ退院。痛みとの闘いの1週間でした。
術後はあまり感じなかったものの、翌日に背中の麻酔が外されると、ズキズキと傷が痛みます。ベッドから立つにも勇気を一絞り。痛み止めとして処方される薬は、母乳を介した赤ちゃんへの影響を考慮し、最強とは言えない薬ばかりで、あとはひたすら耐えるのみ。
手術時の大量出血が後を引き、毎朝、鉄剤の点滴です。ただ、術後3日が経過すると、点滴用に刺していた針も言うことを聞かず、鬱血。針を抜けば、腕にぽっかりと穴が開き、出血…。背中の麻酔針跡からは、浮腫みのせいか水が出るという不思議な現象も…。
そんな中で搾乳も開始。今からやっておかないと、授乳したい時に出ないかも、という焦りもあり、僅かながらの母乳を3〜4時間おきに絞っては、原始人並みの背格好でGCUへ届ける日々。
入院中は24時間いつでもGCUに入室可でした。でも二人は其々の保育器に入っているので、触る位しかやれることは無く…。でも、退院前日には、アヒ娘が保育器卒業という良い兆し。
暫くぶりに帰ってきた我が家は、やっぱり快適。退院したら食べたいリストのご飯を、アヒ男さんがせっせと出してくれるという幸せ。ただ、お腹はもう動かないのに、双子が居なくて静かな家にどことなく不自然さを感じずにはいられません…。
今週、双子誕生!
胎児発育不全、妊娠高血圧症疑い、腎機能低下から管理入院すること3週間で急遽、当日朝に帝王切開手術の前倒しが決まりました。長い1日でした。
07:00 朝の血圧測定で最高血圧が153
08:00 頭痛や閃光といった自覚症状は全く無いものの、明らかな異常値に朝食はDr.の判断待ち
09:00 Dr.より突如「今日手術やりましょう。」の伝達。朝食食べれると思ったのに…。内心ドキドキながら、承諾するのみ
09:50 浮腫みが酷く、看護師さんが点滴に苦戦。その後、手術室に移動。アヒ男さんは会社から駆け付けるも間に合わず
手術室では、背中から麻酔を3種類投薬後、手術開始。氷を肌に当てられ、麻酔が効いたかどうかを数回確認されました。この時、自己申告を間違えたらどうなるのか…。意識や痛み以外の感覚を残したカエルの解剖状態は、如何なる絶叫マシンをも超える恐怖でした。
内臓を引っ張り出される感覚から30分くらい経過した頃でしょうか、「間もなく産まれますよ」という声が聞こえたと思ったら、血の気が一気に引き、吐き気と共に意識が遠のくという想定外の事態。後の話では出血量が問題だったようです。そんな中でも2人が泣いてくれるかが気になって仕方なく、泣き声が聞こえた時には私も一緒に泣けました。その後、其々のベビーと対面してからは、あまり時間の感覚と記憶が無いですが、後処置のため、お腹をぐいぐい押されたような。その後、ぼんやりとする中で、アヒ男さんの待つ病棟へ帰還。
お昼過ぎに看護師さんが、新生児室から双子を病棟まで連れてきてくれ改めて対面。二人ともフワフワで可愛いの一言でした。
双子のため、NICUやGCUも想定されると聞いていたので、新生児室に入ったことに安心したのも束の間、小児科の先生がやって来て、「一児ちゃん(男)の呼吸が不安定なため、GCUで管理したい」とのこと。自身は起き上がることさえ出来ない状況下、(詳細手続きはアヒ男さんに任せて)「お願いします」しか答えはなく。そこから更に数時間後、「二児ちゃん(女)も同様の傾向が見られます」とのこと。結局、2人とも小児科のGrowing Care Unitに入院。この辺りは、総合病院ならではの迅速な対応でした。
23:00 術後12時間は水が飲めず、私は干上がる寸前の中、アヒ男さんは双子の処置が終わるのを待って医師から説明を受けて帰路へ
24:30 水分補給開始。水って本当に大事
色んなことが一度に起きて消化不良気味ですが、まずは二人が無事に産まれてくれたことに心から感謝!
出産前最後のDIYは、バナーの壁飾り。アルファベットの印刷までは済んでいたものの、その先は病院のベッドでチョキチョキしながら完成。(ハサミの持ち込みがOKだったかどうかは未だ不明…。) 間に合ってよかった〜!
私のお仕事はここまで。これを壁に飾り付ける作業は、今週末のアヒ男さんの宿題です。
最近出会った単語達。複数の意味を有する場合もありますが、出会った時に使われてた意味を採用。
discretionary: 自由裁量の(例: discretionary time)
hobo: 季節労働者、浮浪者
wobbly: グラグラする(例: wobbly chair)
amputation: 切断(例: limb amputation – 手足の切断)
empathy: 共感 (sympathyと似ていますが、empathyは同じ経験を有するなど、共感の重みが増すようです。)
family feud: 内輪揉め、骨肉の争い
hang loose: リラックスする
出産先は総合病院。個人病院の至れり尽くせりのサービスも気になりましたが、近所の大きめの個人病院でさえ「双子は不可」と断られたことから、規模力に基づくリスクの最小化を優先することにしました。
入院してみての感想は、やはり危機管理体制は凄い。病室前のネームタグには有事の際に介助が必要かどうかを見分けるシールが貼られています。似たような運用は他でもやっていると思うのですが、入退院が激しい日々の中で、それを欠かさないところに感心。
また、ルームメイトの緊急出産では、NSTの僅かな変化から入院となり、その15h後に出産。破水も陣痛も始まっていない中で、入院の判断をしたDr.の眼に脱帽。
総合病院というと、食事の不評をよく聞きますが、豪華ディナーを期待しなければ美味しく温かいご飯が食べられます。そして、病棟の外に出られない身に嬉しいのが移動販売。新幹線の車内販売さながら、インスタントスープ、お菓子や乾電池などの日用品を乗せて、病棟まで来てくれます。
出産後の生活を思うと、こんな平和な日々もあと僅か。満喫しなければ!
一時的にちょっと血圧が上がったこともあり、母子胎児集中治療室(Mother Fetal Intensive Care Unit)内の広めの4人部屋にお引越し。
MFICUは何かあった時の対応が迅速というのが利点のようでベッドの後ろに酸素マスクが常備。
でも従来の部屋から3部屋しか離れておらず、それ以外には特に大きな変化はありません。
1泊7万〜8万円と聞いた時には怯みましたが、高額医療費制度のお陰で何とか破産は免れそうです。
産科の一般病室は、トイレ&シャワー付きの4人部屋と2人部屋の2種類です。
私は2人部屋で、2日目から来たルームメイトは、入院翌日の明け方に緊急出産。36週目で元気な女の子が産まれました。
妊婦が4時間後に部屋に戻って来た時にはもうママ、という生命の力には只々感動。(産科なのでそういう方々が大多数ですが。)
因みに今の私には、部屋のトイレは若干狭め。産科においても、多胎児妊婦はマイノリティであることを痛感しました一件でした…。
出産まで残り3週間という中で管理入院となりました。
あとちょっとだっただけに悔しい思いですが、Dr.に「ここまで順調だったのは凄いですね。でもこの先のリスクを考えると入院下で管理も良いと思います」と言われながら、自我を優先することはできず。
とはいえ「胎児を優先して入院でお願いします」と答えた途端に「では今から入院手続きを」と、そのまま入院となったのにはビックリでした。
今のところ、日々2回のモニターチェック以外は特に何をするでもなく、暇!今まで以上に食べて寝るだけの生活ですが、新生児の泣き声に昼夜包まれながら、近い将来の自分を重ねつつ、心の準備をしています。