充実したコレクションで有名な大英博物館へ。
絵画同様、歴史がとにかく苦手な私でも楽しめるか僅かに不安だったのですが、心配無用でした。巨大なエジプト遺跡、時代別ミイラの数々、パルテノン神殿の彫刻、ダイヤが散りばめられた王家のティアラ、謎の多いモアイ像など、どれも実物を目にしていることが信じられない物ばかり。見たかったリーディングルーム(reading room)は、2年前から一般公開を中止とのことで残念でしたが、この博物館は必見です。
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王の間の扉を守る鹿を持つ守護神(Protective spirit carrying a deer, guarded one of the doors to the royal throne room, Nimrud (northwest palace) Assyrian, ca 865-860 BC) |
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エジプト アフミームのミイラの棺(Mummy cases from a tomb at Akhmim Egypt, dating from 1st century BC to early 1st century AD) |
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皇帝ハイレ・セラシエの戴冠式(The Coronation of Haile Selassie, Ethiopia 1930) |
たっぷり3時間見て回った後は、一昨日に続いて再び、ミュージカルの当日チケット入手に挑戦。ところが、Tktsでも劇場窓口でも入手できず、ミュージカル鑑賞は残念ながら断念。
気分一転、のんびりとハイドパーク(Hyde Park)を散策。NYのセントラルパークのような広さを誇る公園で、この季節は、緑の芝に落ちた木の実を、リスがせっせと集めて冬支度していました。地元の人も多く、木製の足漕ぎバイク(イメージ例)で遊んでいる子を何人か見かけました。バランス感覚が鍛えられそう。
公園を抜けて、老舗ハロッズを見物。閉店間近で少ししか見ていませんが、食料品コーナーの店員さんがカンカン帽を被っているなど、格があってお洒落なお店で、大繁盛していました。
旅の締めは映画『ジョニー・イングリッシュ・リボーン(Johnny English Reborn)』を観賞。Mr. Beanで知られたローワン アトキンソンが出演中で、イギリスでも10/7に公開されたばかり※。彼のライブビデオを持つファンとしては、駅で広告を見て以来、時間が許すのならば何とか見たくて、帰ろうかモードのアヒ男さんを引き止めて映画館へ。映画が始まると映画館は爆笑に包まれ、アヒ男さんも大満足。とっても愉快な締めとなりました。
※日本での公開は、2012年詳細未定とのことです。