師匠との再会

同僚3人で、数年前に転職した元上司に会ってきました。常にドンと構えてどんな障害も淡々と解析・解決、かつ、部長クラスとも率なく連携を取り、部下もしっかりバックアップ。時に本気で叱ってもらったり、客先でのリリース作業に同行させてもらったりと、正に仕事のイロハを教えてもらいました。仕事とプライベートをきっちり使い分け、年1度、1週間の南国旅行は欠かしません。上司としても社会人としても、彼の生き方は、今もこれからも私の理想です。

はじめての御護摩

人生初、お寺の祈祷(=御護摩)を体験してきました。遠い昔、神社で祈祷して頂いた記憶はあるのですが、お寺は初めて。一貫したキリスト教教育だった学生時代が影響してか、不謹慎ながら神道と仏教は未だに混乱する私。もちろん、御護摩という呼び名も今回初めて知りました。比較的大きなお寺だったこともあり、お座敷には床暖房があり、冷え性には嬉しい心遣い。で、本題の御護摩ですが、煩悩を払う為、堂内で火を焚きます。火を囲みお経を挙げるお坊さんを見つつ、「この風景どっかで…」と思ったら、以前、インドの結婚式で同じように火を囲む儀式がありました。仏教とヒンドゥー教の繋がりを実感し、一つの儀式として、御護摩に、宗教を超えた面白みを感じたひとときでした。

追:先日の試験の続きですが、認定手続きも無事完了し、晴れて認定取得。YAY!

日本独自の習慣だけど?

日本人でありながら、ホワイトデーにはあまりこだわりの無いアヒ男さん。今年もバレンタインデーには、薔薇の花束をくれましたが、ホワイトデーには無反応でした。一方、会社では、ボスが毎年欠かさずに、素敵なキャンディを準備。今年はベルギー王室御用達WITTAMERのチョコレートを頂きました。日本人ではないけれど、日本の習慣は欠かしません。日本発祥の習慣は、今や、日本人ではなく、外国人日本愛好家のモノに変わりつつあるのでしょうか?何はともあれ、今年も美味しいチョコにありつけたので、ホワイトデーの生みの親”全飴協”に感謝です。

結果発表

先月受験した試験の結果が着ました。”合格”!ほっ。
結果はアメリカ本部から会社のメールに届くことになっていたので、最近は、毎朝、会社メーラーの起動に緊張。今朝、それらしきメールを受信した際は、更に緊張。まずは心の準備をして…と思った矢先、メーラーが自動開封。目に飛び込んだ”合格”の文字に、ただただ力が抜けました。早速、ボスAに報告したところ、オフィスに響く大声で「おめでとう!」x3。不在だったボスBにもメールしたところ、「I’ve never doubted ur skill, congratulation!」といつもながら前向き+強気な返事。今回もアヒ男さんを始め、周りの強力なサポートがあっての前進。まだ、認定手続きが残っていますが、これまでの経験が一つの形になったことに、感謝と安堵の思いです。試験後、怖くて解答確認もできず、そのままだったアメリカ教科書サイズの本3冊+αを、これでようやく片付けられます。

textbooks.jpg

ARTS&CRAFTS from MORRIS to MINGEI

美術には疎い方ですが、両親が来たので、モリス好きな母を連れて、上野の東京都美術館で開催中の「世界と芸術ーアーツ&クラフツ展」に行ってきました。アーツ&クラフト運動にゆかりのある19世紀~20世紀のイギリス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、日本などの作品、約280点が展示されています。「暮らしの中に美しさを」のコンセプトの通り、作品はシンプルかつデザインが重視された、温かなテイストが多かったです。中でも、私の一押しは、木製カバー付きのピアノ。一昔前、よくピアノにカーテンを掛ける家がありましたが、木製カバーの方が、他の家具との調和が取れそうな。
何はともあれ、一般庶民としては、始めは大衆向けでもあったアーツ&クラフト運動が、人々の注目と共に、高級品に移行してしまったのが残念でなりません。

お受験

高校入試真っ只中の季節ですが、先週末、私もお受験してきました。といっても、仕事のスキルアップとしての検定試験で、現在、結果待ちです。
背伸びしすぎかもと思いつつ挑んだ試験だったため、年末年始休暇は英字漬けになり、毎週末は座り続けてお尻が痛くなりながら、最後は5日間の缶詰セミナーと、自分なりに準備をして臨んだはずの試験でしたが、結果は正直、かなり自信薄です。
試験勉強も苦しかったですが、試験自体も12時から18時とみっちり6時間を要する非常にタフな試験。できればもう二度と受けたくはない。。。
とにかく、結果発表待ちの今は、「もしかしたら、もしかすると受かっているかも?」「いやいや、人生そんなに甘くな~い♪」というやり取りが、数分置きに脳裏を過ぎり、平常心を妨げます。(sigh…)

Flat Stanley

stanley.jpg

テキサスから我が家にFlat Stanleyがやって来ました。Flat Stanleyはもともと、Jeff Brown(著)の物語で、最近、アメリカの小学校ではよく実施されているプロジェクト。物語の中で、Stanley少年は、ある日ベッドの上の額の下敷きとなり、ペチャンコに。その体型を活かし封筒に入って郵便物として旅するといったお話です。
プロジェクトとしては、生徒が思い思いの色に塗った紙のStanley少年を作成し、夫々の親戚や知合いに郵送。受け取った人はその場所や生活の特徴が分かるような写真を、Stanley少年を入れて撮り、少年と一緒に返信します。最終的には、それぞれのStanley少年がどんな経験をしてきたのかをクラスで発表し、町、都市、国、文化、宗教といった、世界の広さを生徒に実感してもらうというもの。
うちのStanley君には、風で吹き飛ばされてしまわないかドキドキしながら、ベタな東京観光を楽しんでもらいました。
朝食(納豆)⇒東京タワー⇒歌舞伎座⇒秋葉原⇒回転寿司⇒白無垢花嫁さん⇒浅草雷門⇒節分豆まき
写真を見て、日本に行ってみたいと思う子が1人でも多ければ、ホストとしては本望です。

人生の締め括り

祖父がこの世を去りました。
93歳という大往生だったので、寂しさはあるものの、心の整理が出来る死でした。
生前に約束した通り、葬儀では、祖父の生い立ちを手紙にして読みました。
海軍としてフィリピンの熱帯雨林で終戦を迎え、捕虜を経験し、帰国後は、サラリーマン生活を送った祖父。
戦中戦後の大きなギャップを、祖父はどのように受け止めたのか…。
結局、それを直接聞くことはできませんでしたが、葬儀前夜、古いアルバムにヒントがありました。
同僚と芝生に寝転び、無邪気に笑う、渡比前の写真と、疲労とも緊張とも言える影を持った、会社入社当時の写真。
若さと希望に満ち溢れる笑顔は、戦争体験を通して、日本再建という決意と責任感に変わっていったのかもしれません。
どんな向い風にも諦めずに前進し、精一杯生き続けた、祖父の世代。
今と取り巻く環境は異なれど、そんな彼らから学ぶべき点は非常に多く、頭が下がる思いです。

改めて、「おじいちゃん、人生、お疲れ様でした。」

アメフト

誕生日イベントも兼ね、東京ドームへアメフトを見に行ってきました。X Leageという社会人リーグ戦。
アメリカにいた時に数々のアメフト試合を目にしてきたものの、ルールを完全にはマスターできなかった私。”今度こそ、脱・アメフトコンプレックス!”の意気込みで望んだ会場入りでした。
月曜の夜だったので、会場はガラガラかと思ったら、意外にもチケット交換窓口には行列が。
選手の家族や知り合いの人たちが多かったようです。
ドーム入口横にある、CPKでピザをテイクアウトして、会場入り。
ちなみにココのピザ、さすがCPK、とっても美味しかった。是非、近くにお越しの際は、お試しあれ。
で、肝心の試合はというと…、一方のチームの圧勝でした。
勝つか負けるかのドキドキ感を味わうことは出来なかったけれど、どんどん点を入れてくれるお陰で、どの技(?)の得点がn点といったルールはほぼ完璧。ルールの習得は半分諦めていただけに、理解できてスッキリです。

牛、出没中。

最近、東京で”牛”と言えば、そう、Cow Parade Tokyo Marunouchi 2008。
電車にも、ひっそりステッカーが張ってあったりするので、案外知っている人も多いかも。
私は、たまたま乗った山手線から、有楽町ビルのエントランスに見慣れない牛が見えたことがきっかけで、このイベントを知りました。
たかが牛のオブジェと思うなかれ、73頭の等身大弱の牛が丸の内&大手町にスタンバイ。オフィシャルマップを頼りに見て回るといったイベントです。1頭1頭デザイナーが異なる牛は、どれも個性豊か。また、すぐには見つからない場所に隠れている牛もいるので宝探し感覚も味わえ、見て歩くだけで大いに楽しめま
す。一眼レフ+自転車で回っている人も多かったです。
ようやく涼しくなってきた近頃、天気の良い日は、散歩がてら、是非、牛に会いに行ってみてください。1頭見ると、次が気になって、いつもより沢山歩いてるなんてことも。運動不足にも効果的な、嬉しいイベントです。
Cow Parade Tokyo Marunouchi 2008: 2008/9/5(fri.)~10/19(sun.)
開催式の映像はこちら
⇒http://jp.youtube.com/watch?v=52byBICM7bU

cowparade.jpg