Happy 0th Birthday

今週、双子誕生!

胎児発育不全、妊娠高血圧症疑い、腎機能低下から管理入院すること3週間で急遽、当日朝に帝王切開手術の前倒しが決まりました。長い1日でした。

07:00 朝の血圧測定で最高血圧が153

08:00 頭痛や閃光といった自覚症状は全く無いものの、明らかな異常値に朝食はDr.の判断待ち

09:00 Dr.より突如「今日手術やりましょう。」の伝達。朝食食べれると思ったのに…。内心ドキドキながら、承諾するのみ

09:50 浮腫みが酷く、看護師さんが点滴に苦戦。その後、手術室に移動。アヒ男さんは会社から駆け付けるも間に合わず

手術室では、背中から麻酔を3種類投薬後、手術開始。氷を肌に当てられ、麻酔が効いたかどうかを数回確認されました。この時、自己申告を間違えたらどうなるのか…。意識や痛み以外の感覚を残したカエルの解剖状態は、如何なる絶叫マシンをも超える恐怖でした。

内臓を引っ張り出される感覚から30分くらい経過した頃でしょうか、「間もなく産まれますよ」という声が聞こえたと思ったら、血の気が一気に引き、吐き気と共に意識が遠のくという想定外の事態。後の話では出血量が問題だったようです。そんな中でも2人が泣いてくれるかが気になって仕方なく、泣き声が聞こえた時には私も一緒に泣けました。その後、其々のベビーと対面してからは、あまり時間の感覚と記憶が無いですが、後処置のため、お腹をぐいぐい押されたような。その後、ぼんやりとする中で、アヒ男さんの待つ病棟へ帰還。

お昼過ぎに看護師さんが、新生児室から双子を病棟まで連れてきてくれ改めて対面。二人ともフワフワで可愛いの一言でした。

双子のため、NICUやGCUも想定されると聞いていたので、新生児室に入ったことに安心したのも束の間、小児科の先生がやって来て、「一児ちゃん(男)の呼吸が不安定なため、GCUで管理したい」とのこと。自身は起き上がることさえ出来ない状況下、(詳細手続きはアヒ男さんに任せて)「お願いします」しか答えはなく。そこから更に数時間後、「二児ちゃん(女)も同様の傾向が見られます」とのこと。結局、2人とも小児科のGrowing Care Unitに入院。この辺りは、総合病院ならではの迅速な対応でした。

23:00 術後12時間は水が飲めず、私は干上がる寸前の中、アヒ男さんは双子の処置が終わるのを待って医師から説明を受けて帰路へ

24:30 水分補給開始。水って本当に大事

色んなことが一度に起きて消化不良気味ですが、まずは二人が無事に産まれてくれたことに心から感謝!

DIY for Babies (4)

出産前最後のDIYは、バナーの壁飾り。アルファベットの印刷までは済んでいたものの、その先は病院のベッドでチョキチョキしながら完成。(ハサミの持ち込みがOKだったかどうかは未だ不明…。) 間に合ってよかった〜!

私のお仕事はここまで。これを壁に飾り付ける作業は、今週末のアヒ男さんの宿題です。

入院生活

出産先は総合病院。個人病院の至れり尽くせりのサービスも気になりましたが、近所の大きめの個人病院でさえ「双子は不可」と断られたことから、規模力に基づくリスクの最小化を優先することにしました。

入院してみての感想は、やはり危機管理体制は凄い。病室前のネームタグには有事の際に介助が必要かどうかを見分けるシールが貼られています。似たような運用は他でもやっていると思うのですが、入退院が激しい日々の中で、それを欠かさないところに感心。

また、ルームメイトの緊急出産では、NSTの僅かな変化から入院となり、その15h後に出産。破水も陣痛も始まっていない中で、入院の判断をしたDr.の眼に脱帽。

総合病院というと、食事の不評をよく聞きますが、豪華ディナーを期待しなければ美味しく温かいご飯が食べられます。そして、病棟の外に出られない身に嬉しいのが移動販売。新幹線の車内販売さながら、インスタントスープ、お菓子や乾電池などの日用品を乗せて、病棟まで来てくれます。

出産後の生活を思うと、こんな平和な日々もあと僅か。満喫しなければ!

MFICU

一時的にちょっと血圧が上がったこともあり、母子胎児集中治療室(Mother Fetal Intensive Care Unit)内の広めの4人部屋にお引越し。

MFICUは何かあった時の対応が迅速というのが利点のようでベッドの後ろに酸素マスクが常備。

でも従来の部屋から3部屋しか離れておらず、それ以外には特に大きな変化はありません。

1泊7万〜8万円と聞いた時には怯みましたが、高額医療費制度のお陰で何とか破産は免れそうです。

産科病棟

産科の一般病室は、トイレ&シャワー付きの4人部屋と2人部屋の2種類です。

私は2人部屋で、2日目から来たルームメイトは、入院翌日の明け方に緊急出産。36週目で元気な女の子が産まれました。

妊婦が4時間後に部屋に戻って来た時にはもうママ、という生命の力には只々感動。(産科なのでそういう方々が大多数ですが。)

因みに今の私には、部屋のトイレは若干狭め。産科においても、多胎児妊婦はマイノリティであることを痛感しました一件でした…。

Hospital Care

出産まで残り3週間という中で管理入院となりました。

あとちょっとだっただけに悔しい思いですが、Dr.に「ここまで順調だったのは凄いですね。でもこの先のリスクを考えると入院下で管理も良いと思います」と言われながら、自我を優先することはできず。

とはいえ「胎児を優先して入院でお願いします」と答えた途端に「では今から入院手続きを」と、そのまま入院となったのにはビックリでした。

今のところ、日々2回のモニターチェック以外は特に何をするでもなく、暇!今まで以上に食べて寝るだけの生活ですが、新生児の泣き声に昼夜包まれながら、近い将来の自分を重ねつつ、心の準備をしています。

DIY for Babies (2)&(3)

産休入ったら平日ショッピング&ランチ三昧なんて思っていましたが、お腹が重くて活動範囲が限られます。加えて、重い物を持つのが怖いので、ベビーを迎えるための部屋の片付けの進みが悪いことったら…。でも時間だけはたっぷり、、とのことから手芸に没頭。かぎ針編みに続き、モビールとトッポンチーノを作ってみました。

モビールの材料はフエルト、刺繍糸、凧糸、手芸綿、割り箸、ダンボール。

トッポンチーノは、布団綿、綿生地、レース糸。

割り箸を曲げて骨組みを作ったり、レースも糸から編んだりしながら、余暇を実感。側からは「ホントにやることないのね〜。」と言われそうですが、こういう時間の使い方って結構好きです。職場復帰できるかなぁ…。

Gettin’ Ready (2)

新生児服を初購入。2ウェイオールと呼ばれるものとクマ模様のビブ。

その上のメッセージ入りビブは、ケロ子さんからのプレゼント。こんな子に育ってくれたら感激です!

追:普段は写真嫌いですが、被写体が自分以外だと何故か入ってくるトムゾウさん…。

NST

Non-Stress Testの略。病院では「モニター」と呼んでいましたが、胎児の心拍を一定時間測って、健康状態を調べるんだそう。巷の情報によると「(胎児が)動くとやり直し」「多胎児は更に困難」とのことで、のんびり気分で初体験。

大きな聴診器のような装置を使って胎児の心拍を探す様子は、さながら地雷探索をしているかのよう。よく聴き分けられるなぁと感心していると、無事に2つの心拍を捉え計測開始。

それからウトウトすること40分位。チェックしに来た看護師さん曰く「ずっと動いていますね〜」。それって、計測やり直し⁈

と思ったら、改めて心拍探索の上、5分程計測して終了。寝ているだけなので気分は楽ですが、最近はこんなに長い時間、同じ姿勢をしない(出来ない)ので、終了時はお尻が痺れて立ち上がれなくなりました(汗)。

今回の結果は特に問題無しとのことでしたが、妊娠終盤にまた実施するようです。体勢研究が必要だ…。

DIY for Babies

かぎ針を買った頃から、いつか子どもができたら作ってみたかったベビーシューズ。実際には待ちきれず一度作ったことがありますが、やっぱりちゃんと2足揃えたい!との思いで、作りました。どんぐり帽子とお揃いで着せてみるのが楽しみです。

シューズは出来上がった形が履きにくそうだったり、中々納得いく作り方が見つからず、結局幾つかのパターンを組み合わせることに。2週間位、編んでは解いてを繰り返しましたが、サグラダ•ファミリアにならなくて良かった..。