ヴェネツィアは世界中からのカップルや家族連れで溢れており、宿泊先近くのサンマルコ広場も昼夜問わず、大勢の人で賑わっています。が、朝だけは別。ご婦人&子どもが着替えや化粧に時間が掛かる中「ちょっと散歩してくる。」と殿方が自慢のカメラを持って広場に集まり、カメラとの対話を楽しむ時間のようです。写真への情熱もあるのでしょうが、唯一ゆっくり一人になれるひと時を楽しみたいという深層心理も働いているんじゃないかしら、と毎日アヒルとそそくさと出掛けて行くアヒ男さんを見て思うのでした。
Lido, Murano & Burano
今日から財布担当は交代。ホテルすぐ側のサンマルコ広場、溜め息の橋は昨日見たので、本日は来て早々ですが中心部を離れて島巡り。(財布担当、人混みは出来れば避けたく。)リド島→ムラーノ島→ブラーノ島を訪れました。リド島は、著名人が休暇を楽しむ島と昔何かで見た記憶の通り、細長い島に沿って長いビーチがあり豪邸もちらほら。良い色に焼けたトドもたくさんいました。でも日焼けにあまり興味が無い私たち含め東洋人は、煌々と日が照るビーチにトドが寝そべる様子を写真に収めてそそくさと退散。ムラーノ島はヴェネツィアンガラスの発祥地だけあり、ガラス細工のお土産屋さんが軒を連ねていました。「一緒に日本に行きたいよ。」と言っている置物があったのですが、これからの移動と割れた時の悲しさを考えると購入できず。。その分、ミラノでショッピング三昧します。レース編みが有名というブラーノ島は、鮮やかな色の家が並ぶ小さな島でした。イタリアは日が沈むのが遅いので夜が長い。18:00くらいにサンマルコ広場に戻った後はヴァーカロでお土産の購入ついでにガイドブックに載ってたスプリッツァなるものを一杯嗜み、レアルト橋近くの運河沿いに座ってのんびり。すると目の前で、韓国の学生が運河脇に滑って落ち、iPhoneもポチャリ。そんなハプニングも笑って盛り上がる姿に「そんな時もあったね〜。」と昔の自分を重ねたり。今夜の夕飯はサンマルコ広場で何処かのカフェの演奏を聞きながら、近くのサンドイッチ屋さんで買ったパニーニとお手軽ディナーです。
↑アヒ男さんに似たガラス細工を発見。
↑イタリアは何故かコーラがとても高級。この330mlサイズで¥375(€1=¥150)。
↑ディズニーシーってこんな感じだったような?!
Venezia
今日も早起き。チンクエテッレとはお別れで、6:30の電車でミラノへ戻ってヴェネツィアへ。ヴェネツィア到着は14:00過ぎと完全に移動日でした。良く寝た為か電車に乗っている時間は然程長いと感じませんでしたが、ヴェネツィアの駅からホテルまでのボート移動が思いの外、遠かった。。そしてそんな中で事件発生。アヒ男さんがアヒルならぬカモに。混み合ったボートでアヒル撮影に集中していた際に、恐らく後ろのおばさんがスッと。。総額2万円程でしょうか。気付いて「バッグ開いてる!」と叫んだ時にはおばさん、何食わぬ顔で「触ってないわよ」をアピールしていたのですが、どうやらその前にしっかり後ろポケットの現金を抜いていたようです。もう少し早く気付けば、と思ったり、おばさんを何故問い詰めなかったのか、と悔しい限りですが、カモ本人は「ここで落ち込んではダメだ。こんな時こそ楽しまなくては。」とアヒルを握って超前向き。私はというと、事件のせいか、ヴェネツィアの景色に思った程心弾まず、今日はちょっと盛り下がり気味。。