人生の締め括り

祖父がこの世を去りました。
93歳という大往生だったので、寂しさはあるものの、心の整理が出来る死でした。
生前に約束した通り、葬儀では、祖父の生い立ちを手紙にして読みました。
海軍としてフィリピンの熱帯雨林で終戦を迎え、捕虜を経験し、帰国後は、サラリーマン生活を送った祖父。
戦中戦後の大きなギャップを、祖父はどのように受け止めたのか…。
結局、それを直接聞くことはできませんでしたが、葬儀前夜、古いアルバムにヒントがありました。
同僚と芝生に寝転び、無邪気に笑う、渡比前の写真と、疲労とも緊張とも言える影を持った、会社入社当時の写真。
若さと希望に満ち溢れる笑顔は、戦争体験を通して、日本再建という決意と責任感に変わっていったのかもしれません。
どんな向い風にも諦めずに前進し、精一杯生き続けた、祖父の世代。
今と取り巻く環境は異なれど、そんな彼らから学ぶべき点は非常に多く、頭が下がる思いです。

改めて、「おじいちゃん、人生、お疲れ様でした。」

アメフト

誕生日イベントも兼ね、東京ドームへアメフトを見に行ってきました。X Leageという社会人リーグ戦。
アメリカにいた時に数々のアメフト試合を目にしてきたものの、ルールを完全にはマスターできなかった私。”今度こそ、脱・アメフトコンプレックス!”の意気込みで望んだ会場入りでした。
月曜の夜だったので、会場はガラガラかと思ったら、意外にもチケット交換窓口には行列が。
選手の家族や知り合いの人たちが多かったようです。
ドーム入口横にある、CPKでピザをテイクアウトして、会場入り。
ちなみにココのピザ、さすがCPK、とっても美味しかった。是非、近くにお越しの際は、お試しあれ。
で、肝心の試合はというと…、一方のチームの圧勝でした。
勝つか負けるかのドキドキ感を味わうことは出来なかったけれど、どんどん点を入れてくれるお陰で、どの技(?)の得点がn点といったルールはほぼ完璧。ルールの習得は半分諦めていただけに、理解できてスッキリです。

牛、出没中。

最近、東京で”牛”と言えば、そう、Cow Parade Tokyo Marunouchi 2008。
電車にも、ひっそりステッカーが張ってあったりするので、案外知っている人も多いかも。
私は、たまたま乗った山手線から、有楽町ビルのエントランスに見慣れない牛が見えたことがきっかけで、このイベントを知りました。
たかが牛のオブジェと思うなかれ、73頭の等身大弱の牛が丸の内&大手町にスタンバイ。オフィシャルマップを頼りに見て回るといったイベントです。1頭1頭デザイナーが異なる牛は、どれも個性豊か。また、すぐには見つからない場所に隠れている牛もいるので宝探し感覚も味わえ、見て歩くだけで大いに楽しめま
す。一眼レフ+自転車で回っている人も多かったです。
ようやく涼しくなってきた近頃、天気の良い日は、散歩がてら、是非、牛に会いに行ってみてください。1頭見ると、次が気になって、いつもより沢山歩いてるなんてことも。運動不足にも効果的な、嬉しいイベントです。
Cow Parade Tokyo Marunouchi 2008: 2008/9/5(fri.)~10/19(sun.)
開催式の映像はこちら
⇒http://jp.youtube.com/watch?v=52byBICM7bU

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エアゾールホイップ

遂に購入。その昔アメリカに住んでいた時、Thanks Giving
Dinnerにパンプキンパイと一緒に出てきた、整髪ムース缶のようなホイップクリーム。各々好きなだけ、パイの上に”シュ~ッ”。たちまち、皿はふわ
ふわの泡で覆い尽くされます。そんな楽しいエアゾールホイップ。日本でも時々目にはしていたけれど、普通のホイップより割高で、なかなか購入する機会もなく。
帰宅後、早速、自家製スイートポテトに”シュ~ッ”。アイスの上にも”シュ~ッ”。食べ慣れたホイップに比べるとコクがちょっと劣るような気がしますが、その分ヘルシー?!冷蔵庫に入っているだけで、いつでもデザートが楽しめ、なんとなく豊かな気分になれる、そんな品です。
今回購入したのは→Chantibic(made in Belgium)

匂い

人間の五感-そう、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚と言われる、あれです。五感の中では、五番目であまり目立たない”嗅覚”ですが、美味しいものを見つけたり、
腐った食べ物のチェック、ガス漏れを発見したりと、結構使っている気が。私はよく、ふと嗅いだ匂いから、昔の記憶を思い出します。高校のカフェテリアの匂い、田舎で雨が降り出した時の匂い、祖母の家の匂い、大学の図書館の匂い、良く行った公園の匂い、などなど。日を重ねる毎に、どうしても薄れてしまう昔の記憶が、匂いという、ひょんな切掛けで鮮明に蘇ってくれると、ちょっと得した気分と懐かしさで、嬉しいものです。

ストロール

と言っても乳母車のことではありません。子どもの頃に大好きだったアイスの名前。名前を忘れており、先程、インターネットの力で、ようやく判明。「青と銀色のパッケージ」、「チョコでコーティングされた棒アイス」、「パッケージに苺パフェの写真」と、これだけの記憶があれば、すぐに分かるかと思ったら、思いの他、検索は難航。3時間を掛けて、ようやく見つけた情報によると、ストロールは、地域限定のアイスであり、製造会社である”しまかげ”は既に倒産したとのこと。言われてみれば、確かに”しまかげ”という会社、子どもの頃に聞いた覚えが。。。でも、あのおとぎ話にも出てきそうな、素敵なアイスが、地域限定とは、もったいない。そしてなにより、もはや、あのアイスに会えないことが残念。

ネコ語

小さい頃から猫と一緒に育った私は、大の猫好き。今は家猫が居ない寂しさを野良猫に癒してもらう毎日です。野良猫に合うとついつい嬉しくて凝視。そんな私を危険と察知し、逃走体制を瞬時にして作る野良ちゃん。そう、世の中、家猫のようなお人好しではやっていけないんです。さて、こんな野良ちゃん達との触れ合いで悩みが一つ。それは、猫を見ると我を忘れて猫に話しかけてしまうこと。帰途「バイバイにゃ~ん。」「どうしたにゃん?」と暗闇に話しかける通行人を、世間はどのように見ているか、ちょっと気になるところです。

CCNA

Cisco技術者認定試験CCNA、受かりました~。
といっても、初級レベルなので、ネットワークの基礎がある程度理解できている人なら、そんなに難しくない、この試験。それでも、IT業界で働いているけど、かなりアナログ頭脳&大のネットワーク嫌いな私にとっては、勲章モノです。PCと一対一の試験、キーボードを打つ手が震える位、緊張しましたが、この数ヶ月、お風呂でゆでタコになりながら、解説書を読み続けた甲斐がありました。
あ~、やれやれ。まずはホッ。

紐ネコ

猫を散歩する人を見かけたことはありますか?紐に繋がれた猫は、飼い主の傍を軽快に歩く犬とは異なり、相当不満気。三歩歩けば座り込み、「もう歩かんぞ!」「紐を外せ!」と飼い主を睨み、人と擦れ違えば、「こんな姿を見てくれるな。」と路肩に隠れてみたり(しっかり見えているけど)。かと思えば、目の前をチョウチョが過ぎようものなら、一目散に駆け出し、ジャンプx2。今朝、キレイな三毛猫に紐を付けていた初老人。きっと猫とのそんな気ままな散歩も、出勤のない月曜朝なら楽しめそう☆

フィリピンA級(?)グルメ

B級グルメを極めた5日間でしたが、最終日だけは異なり、社長さんが近所の居酒屋へご招待してくれました(あえてフィリピン料理ではなかったのが謎ですが)。さすがは社長さん、よくありがちな居酒屋”もどき”ではなく、内装も店員さんもメニューもしっかり日本。もちろん、学生時代はフィリピンで居酒屋なんて覗いたことがありません。で、今回の新発見!社長さんのおすすめでウニを頼んだのですが、それがデカくて美味い!げん骨1つくらいのウニ山が¥450と値段も安く、ウニの輸入業でも始めたくなる美味さでした。